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私は冷たいというのは、「体が冷たい」「心が冷たい」で、もしかしたから、「体が冷たくなって死んでしまいそう」である。
あるいは、「私は、氷のように冷たい人間なの」というような意味になるだろう。
このcoldは、形容詞で、「冷たい」である。
では、「風邪をひいている」は何か、と言うと、l have a cold (アイ・ハヴ・ア・コールド)でなければいけない。
このhaveの中に、「~している」「~の状態である」という現在の状態までが含まれている。
さらに、どうしても、a cold でなければいけない。
このaを「病気のa」と呼んでもいいのだ。
そして、「病気にかかっている」は、haveを使うのだと知らなければいけない。
この「病気のhave」を知っていれば、これは、=l am diabetic と、diabeticという形容詞にして、be動詞でつなげてもいい。
だから、「私はジュース」X I am juice と同じで「私は風邪です」も、x l am coldと言ったら駄目なのである。
日本語のまま、「私ニ=風邪」という訳にはいかないのだ。
X Iam a coldと言うと、「お前は風邪(あるいは冷たさ)という現象なのか?」と英語国民から、びっくりされてしまう。
このhaveの使い方についても、日本人は、根本的な誤解をしており、大きく誤ったままの理解をし続け、かつ、haveというコトバを「持っている」という意味にとじ込めたために、がんじがらめにされたまま生きてきたのだ。
この誤解は既に深刻な国民的複雑骨折あるいは、各種の合併症状を引き起こしている難病患者の状態にまで至っていると言っていいと思う。
シンガポールや香港やイラクの中学生でも間違わずに、「風邪をひいている」なら、l have a cold とサラサラと理解し、生きた英語をどんどん身につけてゆくのに比して、日本人英語が、高学歴の人々を含めて、どうしようもない窮状にまで追いつめられている現象のひとつをここに発見することができる。
だいたい、l have a child を「私には、子供がいます」「私は、ひとり子供がいます」「子供はひとりです」という分かりやすい表現に訳してみればよいだろう。
そうすれば、このhaveが、ただ「持っています」ということではないぐらいのことは分かるのである。
この=I have a kidは、自分は、子供をひとり「産んで」、その子供は「生きて生活しており」、そして、この子を私か、(「飼っている」ではなくて)「育てている」、そして、私は、(たぶん)その子と「いっしょに暮らしている」。
だから、「自分は、この子の母親(父親)だ」というこの5つのことまでが含まれている表現である。
最低、これだけのものとしてhaveを理解しないと、haveが分かったことにならない。
すなわち、haveは、beと同じで、「存在」「在る」「そこに在る」ということを表している表現なのである。
beとhaveは、同祖なのである(「be・have は存在詞である論」「be・have 同祖論」の私による提示)。
そこで、l have trouble with herは。
「私は彼女とのことで困ったことになっている」「彼女ともめている」「彼女のことで、悩みを抱えている」という意味だが、もっと、本当のことを言うと、この文は、「彼女を妊娠させちゃった」「彼女に子供ができた」ということである。
これは。
あるいは、She has good healthでもいいのである。
このgoodの反対が、bad, poorあるいはillなのである。
そして、英米人がこのうち一番どれをよく使うかと言えば、2つ目のShe is in good healthだろう。
日常ではこれをよく使うというだけのことで、他の2つでもまちがいではない。
ここにも、「私はジュース」と同じで、日本語で書くと、「彼女は健康」という「A=B」すなわち、「なんとか=なんとか」という表現が持つ、根本的な問題点が浮かび上がって来る。
先はどの、「私は風邪をひいている」を、少し変形してみよう。
「私は(どうも)風邪をひきそうだ」だと、I'm catching a cold。
catch は、「風邪を(たった今)ひく」という「動作」(dynamic,ダイナミック)動詞と呼ばれる動詞である。
それに対して、「ひいている」のhaveや「知っている」のknowのようなものを、「状態」(stative,ステイティヴ)動詞という。
そして、ここでは、be catchingと現在進行形になっている。
なぜ、進行形progressiveなのか、については、別の章で、「時制」すなわち、現在形、過去形、未来形、進行形、完了形とは何か、について説明する。
そこで、「私は今朝、風邪にかかっちゃったよ(風邪をひいちゃったよ)」は、l caught a cold this morning あるいは、=l got a cold this morning である。
caugthtはcatchの過去形だから、当然なのだが、ただし、「(風邪に)かかっていた。
しかし、もう直った」の意味も含むので、注意を要する。
ここにgotがでてくる。
ここでgotが使えることについては、「getの7変化論」として、論じるべきだろう。
getというものすごいスーパーパワーをもつ超動詞について簡潔に言おう。
このgotは、be, haveはおるかd0,make, take, must, should, etcの超重要な動詞に「置き換わる」「代替する」ことのできる、ものすごく謎に満ちた動詞だ。
「私は昨日、風邪をひいて、そして今でも、ひいでいる」は。
l got a cold の場合、このaは省略可能である。
すなわち、I got coldでよいということだ。
なぜか?と問いたいのだが、こういう、細かい点だけは、なぜか、日本の大学受験用の英語の勉強では教える。
辞書にも載っている。
「get coldの場合は、aは不要」と説明書きしている。
そこで、私か、再び、ではなぜだ、と問うと、おそらく辞書編纂学者たち自身がポカンとなるだろう。
こんな質問を生徒から受けた英語教師たちは、「そうなってるから、そうなってるの」「そのまま、覚えなさい」と答えるだろう。
これを、私は、「日本英語教育における、そうなっているから、そうなっている、そう覚えなさいの原理」と呼んで、ひとりで、長年啖っている。
そこで。
なぜ、got (a)coldの場合には、aがつかない方が普通なのか、に答えなければならない。
l am coldのamは、feelに置き換わる。
l feelcoldで、「私は寒気がする」という意味になる。
これは、It's cold today(イッツ・コールド・トゥデイ)の「今日は寒い」とほぼ同じ意味になる。
このItは、天気のitである。
このfeelは、もともと、beの一族なのであって、dor~する」系のごく普通の動詞群に所属しない、実にヘンな動詞である。
文法学の用語では、「不完全自動詞」と呼ばれる、奇妙な少数の動詞のことだ。
その代表選手は、seemとIook「見える、思われる、らしい、ようだ」である。
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